2021年記事一覧
年賀状廃止のお知らせ
平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、当社は2022年より年賀状による年始のご挨拶を控えさせていただくことといたしました。デジタル化社会への移行やSDGs、自然環境意識の高まりなど、昨今の時代背景に鑑み決定いたしましたこと、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
皆様の益々のご発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社ツーセル
代表取締役社長 日浦 敏樹
役員就任に関するお知らせ
2021年11月18日付の
役員就任についてお知らせいたします。
役員就任に関するお知らせ
同種(他家)MSCを利用した三次元人工組織の膝軟骨再生細胞治療製品(開発番号「gMSC®1」)の第III相比較臨床試験の症例登録完了について
この度、膝軟骨再生細胞治療製品(開発番号「gMSC®1」)の第III相比較臨床試験において
目標症例数となる70例目の手術が実施され、本臨床試験の症例登録を終了いたしましたので
お知らせします。
詳しくは、下記プレスリリースをご参照ください。
代表取締役異動及び役員人事に関するお知らせ
当社は、2021年6月29日の取締役会において、下記の通り代表取締役の異動について決議いたしましたのでお知らせいたします。
<取締役会長 辻 紘一郎からのメッセージ>
gMSC®1(膝軟骨再生細胞治療製品)の治験の進捗および今後の事業の方向性や新たな経営体制構築に一定の目途がつき、今般、創業者として今後の経営を担う新体制で株式上場準備を推進するべきと判断しました。後任となる日浦 新社長は、経験豊富な優れた経営者で全幅の信頼を寄せており、事業提携先を含めたステークホルダーからの信頼も厚いことから、適任と判断しております。
引き続き、取締役会長として責任を持って上場実現に向けて取り組むとともに、さらなる製品技術開発の強化・知的財産の創出・グローバル展開等に努め、企業価値の増大を図ってまいります。
<代表取締役社長 日浦 敏樹からのメッセージ>
2003年の創業以来、ツーセルの成長を牽引された辻 新会長の後を受け就任しました。
現在当社は、ベンチャー企業として志を追求する段階から、志を具現化してゆく段階へ移行しつつあります。我々の志は「現在の医療では治療法がない、もしくは根治が難しい患者さんに再生医療という新たな治療の選択肢を提供する」ことにあります。
この志を具現化してゆくには、企業としての持続的成長が不可欠と考えております。当社は、他の追随を許さないユニークなビジネスモデルを構築中であり、これをビジネスとして成立させてゆくことが持続的成長の核心と認識しております。2017年に開始したgMSC®1の第Ⅲ相臨床試験は大過なく進行しており、薬事・製造準備等上市に向けた活動も佳境に入っております。この活動を成功裏に遂行し、その成功を足掛かりとして、グローバル企業としての発展を着実に実現してまいります。
新たなマネジメントチーム一丸となって、持続的成長に取り組み、我々の志を全うしてまいります。
併せて、同日の第18回定時株主総会において選任された新任役員が就任いたしましたので、お知らせいたします。
以上
第18期決算公告(2020年4月1日~2021年3月31日)
私たちは、ツーセルの一員として
誇りを持って行動しています。
1. 経営理念
「再生医療を通じて世界の医療や人々の健康に貢献する、21世紀のグローバル企業」を目指します。
すなわち、四つの追求です。
- (1) 人間性の追求(病気と闘う)
- (2) 社会性の追求(社会で広く普及する)
- (3) 経済性の追求(医療経済に貢献する)
- (4) 国際性の追求(世界に通用する)
2. ご挨拶
私たちは、成人の体内からも採取できる「間葉系幹細胞」を用いた再生医療技術に特化した再生医療ベンチャー企業です。
「再生医療」がまだあまり知られていなかった2003年に創業して以来、20年以上に渡り間葉系幹細胞を用いた再生医療等製品の上市に向け取り組んでまいりました。
我々の志は「現在の医療では治療法がない、もしくは根治が難しい患者さんに再生医療という新たな治療の選択肢を提供する」ことにあります。
2017年に開始したgMSC®1の第Ⅲ相臨床試験は、主要評価未達ではあったものの、副次的評価項目の MRI を用いた画像評価や関節鏡検査の目視評価などによる軟骨の構造学的評価において gMSC®1 の有効性が示唆されました。一方で、主要評価未達という事実から、引き続きPMDAとの協議、必要に応じて新たなデータ取得が必要になる可能性もあり、承認取得への道のりは、楽観視できるものではありません。
それでも当社は、「志」を胸に gMSC®1 の開発を継続し、アンメットメディカルニーズに応えていくことで、再生医療を通じて世界の医療や人々の健康に貢献していくという経理理念実現を目指して参ります。
そのための活動として、これまでの開発活動で得られた知見、技術を生かした再生医療業界でのコンサルティング事業、自由診療事業へのgMSC®技術の応用、引き続きのgMSC®シリーズの承認取得に向けた活動と、幅広くツーセルの技術を社会に展開していくための活動を進めていく所存であります。
企業としての自活的な経営、成長と共に我々の「志」を全うすべく、全力を尽くしてまいります。
3. 経営基本戦略
幹細胞による再生医療の「抗病戦略 Disease Management」を中心とした考えを推進します。
4. 事業方針
当社は、「骨・軟骨」と「心筋・血管」と「神経・脳」を重点領域として、
MSCの「研究 Research」、「開発 Development」から「上市 Marketing」に至る流れを一元的に捉える「R・D・M 一貫体制を持つ価値創造会社」を目指します。
5. ロゴの由来
ツーセルを興したふたつの細胞、∞(無限大)に拡がる医療技術の可能性とそれによりもたらされる大きな希望を意味しています。
将来、回復した患者さんの笑顔のそばで、このロゴが
皆様の目に留まることを目指して歩んでいきたいと思います。
会社概要
名称 | 株式会社 ツーセル |
---|---|
設立日 | 2003年4月23日 |
オフィス/ラボ | 〒734-0001 |
資本金 | 1億5000万円(2023年12月31日現在) |
役員 | 代表取締役社長 松本 昌也 取締役 長谷川 森一、塚本 稔 会計参与 山根 陽介 |
事業内容 | (1) 医療用の遺伝子と細胞、医薬品、診断薬、試薬、医療材料の研究開発、製造および販売 (2) 医療機器、医療用具の研究開発、製造および販売 (3) 遺伝子と細胞の診断法、治療法、培養法に関する研究開発、装置の製造および販売 (4) 再生医療に関するコンピュータシステムの開発および販売 |
弊社と共同研究を行っている広島大学 幹細胞応用医科学共同研究講座の間葉系幹細胞を用いた腎線維化抑制療法に関する研究開発課題が、AMED「再生医療実用化研究事業」に採択されました
この度、弊社と共同研究を行っている、広島大学大学院医系科学研究科 中島 歩 先生が研究開発代表者を務める研究開発課題が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「再生医療実用化研究事業」に採択されましたのでお知らせいたします。
採択事業:令和3年度「再生医療実用化研究事業」
研究開発課題名:無血清培地で培養した間葉系幹細胞を用いた腎線維化抑制療法に関する研究開発
研究開発代表者:広島大学大学院医系科学研究科 共同研究講座教授 中島 歩
本研究においては、弊社が開発した間葉系幹細胞(以下、MSC)用無血清培地STK®シリーズで培養したMSCがもつ抗炎症・抗線維化作用を腎線維化抑制療法に応用することが期待されております。
弊社は共同研究パートナーとして細胞加工法や研究開発全体をサポートし、新たな腎線維化抑制療法がいち早く実用化できるよう支援してまいります。
参考情報
・令和3年度 「再生医療実用化研究事業」(一次公募)の採択課題について
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構
https://www.amed.go.jp/koubo/13/01/1301C_00002.html
(2021年3月26日公開)
定款変更通知公告
東京オフィス閉鎖のお知らせ
この度、当社は経営合理化の一環として、2021年3月31日をもちまして、東京オフィスを閉鎖することとなりました。
何卒ご理解のうえ、今後ともお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。