ツーセルでは2つの開発コンセプトを基に、
再生医療等製品の開発に取り組んでいます。

他家間葉系幹細胞(MSC)の利用

患者さん以外のドナーからいただいた(他家)細胞を加工して移植することで、

  • 事前に品質のチェックを行えるようになるので、自家移植時に生じ得る「個人差による製品の品質不良」が起こりません。
  • ストックすることで、治療が必要になったタイミングで即座に製品を使用することができるようになります。また、自家移植時(患者さんご自身の細胞を用いる治療方法)に必要になる「患者さんご自身からの組織採取手術」が不要です。
  • 複数人分の製造を一度で済ませられるため、大量生産・大量供給を通じて製品のコストを下げやすくなります。

MSC用無血清培地STK®シリーズを
使用した細胞培養

当社の品質基準で培養を行うことで、安定的に高品質なMSCを作製できます。
また、当社無血清培地によってMSCの能力を最大限に引き出すことで、コストダウンにつながる量産のために必要な生産能力を底上げすることができます。
現在、開発に取り組んでいるパイプラインは下記のとおりとなります。